本に一目ぼれ
私が読む本を見つけるときに、まるで一目ぼれのように本と出会うことがあります。このガース・ニクスの「古王国記」シリーズサブリエル―冥界の扉古王国記はまさにそうでした。3センチ以上はある真っ黒な背表紙に「サブリエル」という文字。磁石に吸い寄せられる砂鉄のように私の手は本を引き抜きました。印象的なカバーイラスト。まったくニクスについては予備知識がなかったのですが、最初の数枚ですっかり虜になってしまいました。
とにかく登場人物がすべて生き生きしているんです。どんな一瞬しか登場しない人物についても「生」が感じられます。
こんな本に出会ったとき本当に「生きていてよかった」と思います。今この時に生きていて平和に本が読める幸せを感じます。
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Comments
そうですか、面白いんですか?
発刊当初から気にはなっていたんですが
なにせブ厚いから(笑)
図書館に入ってからでいいか・・と
思っていたんですが^^
これはシリーズですよね、完結してから
手を出そうかな~「アラバット」が
肩透かしだったので、最近のブ厚い連作
には、警戒心が強くなっています^^;
Posted by: Elfarran | November 11, 2004 09:07 AM
こんにちは、エルさん(^.^)
もー絶対お勧めです。シリーズといっても今出ている3冊で一応完結です。続編はこれからですから日本発売なんてうーんと先です。ただ、主人公が少女なので少年が活躍するほうが好きは人にはちょっと不満かも。男達はちょっとだらしないです(笑)
「アラバット」は肩透かしだったんですね。まだ読んでないので読む順位を下げようっと。
Posted by: リジー | November 11, 2004 06:32 PM